五大凶殺とは

五大凶殺とは


◆五黄殺・暗剣殺・本命殺・本命的殺・定位対冲 

家相診断とは違い、方位気学は占いの要素が強く出ています。私の工学技術者としての立場からみて、方位気学は科学的根拠が乏しいように思われます。元になった九星術の時代古代中国の時代の移動手段は徒歩です。今は車で3,4時間の距離でもその時代は野を越え山を越え、野宿する時もあります。獣の出没や山賊に襲われたり夜は月明かりだけが頼りです。

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このように当時は方位を占う事は旅の吉凶を占うことであり重要なことであった筈です。その時代と現代は大きく様変わりしています。しかしこの私も、家相、気学に関わり20年以上の経験や過去のデーターから考察すると、やはりこの五大凶殺だけは避ける様にアドバイスしています。転居移動時の方位取りや祐気取りには必ず方位診断をして吉日や吉方位を用いる事が肝要です。古の識者に敬意を表して。




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五黄殺(ごおうさつ)

  • 失敗、不幸、破滅、腐敗、自滅、大病、
  • 方位盤上の五黄土星の回座している方位を五黄殺といい、気学の中でも非常に恐ろしい方位です。大病や事故を起こします。メンタル面が非常に不安定になり落ち着きません。この方位を犯せば、自滅の道を辿り、家族全員が死滅する事になるといわれています。

・ 暗剣殺(あんけんさつ):「悪殺気」・

  • 事故、災難、事件、巻き添え、破産、不倫
  • 五黄土星の正反対に回座する星で、方位の中で一番の凶殺方位です。これを誤れば万が一にも助かることは有りません。厄災は外部からやってきます。気が付かない内に大きな渦に巻き込まれ近親者全員が壊滅します。凶殺の中の 凶殺、暗剣殺。ご注意を。

・ 本命殺(ほんめいさつ):「精気殺」・

  • 自滅、失敗、大病
  • 自分の本命星が回座した方位を本命殺方位と言います。自ら厄災を招き入れ健康面では生死に関わる大病をします。

・ 本命的殺(ほんめいてきさつ):「対気殺」・

  • 自滅、事故、ケガ
  • 本命殺の対中の方位です。目的が全てご破算になる方位です。事故やけがも注意です。精神面も不安定になり心労で自滅していきます。

・ 定位対冲(ていいたいちゅう):「水火殺」・

  • 災難、ケガ
  • その年の方位年盤と定位盤とを重ね合せて、向かい合う場所に同じ星があるところを言います。凶殺の中では厄災の度合いが低い方位です。ケガや散在、破産。

・ その他の凶殺 ・



◆小児殺:

  • これは月盤のみで診断します。年盤も加える流派もありますが少数派です。必要ありません。
  • 数え年で12歳未満の子供のみに適用されます。数え歳の算出は厄年についてのページを参照下さい。その年の干支で小児殺方位の九星が定まりその九星が毎月の月盤に回座する方位が小児殺です。



◆干支による小児殺九星

年干支
小児殺 八白 九紫 二黒 三碧 五黄 六白 八白 九紫 二黒 三碧 五黄 六白
  • この小児殺を用いると子供は軽いケガや病気になり、病状が重くなる場合もあり注意を要します。しかし主人が吉方位ならその吉相に吸収されますので小児殺をあまり神経質に考える事はありません。



◆歳破(さいは)、月破(げっぱ)

  • その年、その月の十二支の対中(真向い)に位置する方位をそれぞれ「歳破」「月破」という。
    • 紛争、離別



◆月命殺(げつめいさつ)、月命的殺(げつめいてきさつ)

  • 本命殺、本命的殺と同様に月にあてはめたものを「月命殺」「月命的殺」という。
    • 大病、精神病

九星気学において方位は運気アップの重要な要素として確立しています。九星には九星の象意があります。マンションや一戸建ての新居への引っ越しや、土地購入の際には念のため家相診断のご相談と共に運気の吉方位診断をしてください。

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